前回までの記事で、コンテンツマーケティングに必要なDECAXという考え方のうち、
「D(発見)」「E(関係)」についてご紹介しました。
まだ前回までの記事をご覧になっていない方はこちらからどうぞ 🙂
鍼灸院開業の先生かた必見です^^
【連載第1回】鍼灸院web集客の新常識!コンテンツマーケティングとは?
【連載第2回】鍼灸院web集客で、お客様に見つけてもらうための仕組みとは?
【連載第3回】有益なコンテンツでお客様との「関係性」を強化しましょう!
にぜひ、目を通してみてください!
今回は、「C(確認)」「A(行動)」についてお話したいと思います!
「行動」する前に「確認」する
ここまでの記事で、お客様にwebサイトを発見していただき、コンテンツによってお客様との関係性を強化していく必要があるということをお話しました。
もし、webサイト内のコンテンツが有益なものだった場合、お客様はみなさんの鍼灸院でどのような施術を受けられるのか、より具体的なサービス内容を調べます。
これが「確認」の段階です。
お客様は、「行動」を起こす前に「確認」を行うのです。
もし「確認」の段階で、既に鍼灸院のニーズが高くなっている場合、例えば腰痛に悩んでいる場合は、すぐにお客様は「行動」を起こします。
つまり、みなさんの鍼灸院を利用します。
しかし、webサイトの訪問者全員に鍼灸院のニーズが高まっているわけではありません。
おそらく、腰痛等の軽い症状はあるものの、まだ鍼灸院に行くまでの症状ではない、と思っている方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、一度サービス内容の「確認」作業を行なった後にまた「E(関係)」の段階に戻ります。
そのため、引き続き有益なコンテンツを配信し続け、関係性を保って行く必要があります。
そうすることで、いざ鍼灸院のニーズが顕在化した時に、みなさんの鍼灸院を第一候補として選んでいただけるようになります。
「確認」はサービス内容ページで
お客様が「確認」のために閲覧するコンテンツですが、基本的にはみなさんのwebサイトに既に存在しているサービス内容ページで十分対応可能と思います。
もちろん、サイトを見る人の心理を鷲掴みにするようなデザインを業者に依頼したり、写真を多く使用したりというように、「確認」のためのサービス内容紹介ページにこだわることはできます。
しかし、コンテンツを通してしっかりと関係性を構築できていれば、「確認」の段階で問題が起きることは少ないのも事実です。
「確認」は、現在のサービス内容紹介ページと思っていただいて問題ありません。
ただし、サービス内容紹介ページはもちろん重要であり、全く気にしなくて良いというわけではないので、ご注意ください。
まとめ
今回は、具体的な施策はあまり説明していません。
覚えていただきたいことは、一度「確認」しても、また「関係」の段階に戻ってくるお客様はたくさんいるので、やはり継続的に有益なコンテンツを発信し、お客様との関係性を強化していく必要があるということです。
次回は、DECAXの中で、「X(体験・共有)」の段階についてご紹介したいと思います!
今回のシリーズの内容をよく考え自院に当てはめ、応用して頂けると非常に有効的に活用していただけるのではないかと思われます。
少しでも治療院開業、鍼灸院開業している先生方のヒントになれば幸いです。
鍼灸経営コラムではメイプル名古屋より
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