こんにちは!メイプル名古屋です^^
いつもご覧頂き本当にありがとうございます。
今回は、5分で分かる!鍼灸院経営を成功させる基本競争戦略とは何かについてです。
「うちの接骨院をもっと利用してもらいたい。これからはマーケティングをしっかりしないといけないようだ。でも、マーケティングってどうすればいいんだ?」
このようにお悩みの方は多いと思います。確かにマーケティングという名前はよく耳にしますが、実際にどう手をつければいいのかは難しい問題ですよね。
そこで今回は、自分に合うマーケティング戦略の方向性を教えてくれるフレームワーク、基本競争戦略についてご紹介します。
■基本競争戦略とは
まずは基本競争戦略とは何かについてご紹介します。
マーケティングの戦略を立てる時に重要なことはいくつかあるとは思いますが、その1つが、市場の中で自分のポジションをどこに持ってくるかです。
そして、そのためのヒントを与えてくれるのが基本競争戦略です。
基本競争戦略は3つの戦略からなります。
1.コスト・リーダーシップ戦略
2.差別化戦略
3.集中戦略
1.コスト・リーダーシップ戦略
コスト・リーダーシップ戦略とは、とにかく安い価格で商品を売るという戦略です。
他の鍼灸院が真似できないほど安い治療メニューを提供すれば、顧客が、安く治療を行う鍼灸院に魅力を感じる可能性は高くなるでしょう。
2.差別化戦略
差別化戦略とは名前の通り、他の会社の商品とは差別化しようという戦略です。
すぐに真似できるもので差別化しても、あまり意味はありません。
なるべく希少性が高いもので差別化しましょう。
3.集中戦略
集中戦略とは、特定の何かに対して事業を集中させる戦略です。
例えば、近くに野球が強い学校があれば、野球肘の治療にリソースを割いてみるということが集中戦略としてあげられるかもしれません。
■陥りがち!差別化戦略の落とし穴
先ほど差別化戦略についての所で、「他の所には真似できないものであるべき」と述べました。
実はこれ以外にも差別化戦略には注意すべきことがあります。
差別化戦略と聞くと、「取りあえず他のところとは異なることをしよう!」と感じるかもしれませんが、実は違います。
他の所とは異なる部分が顧客にとって魅力的であることが必要です。
例えば、ある接骨院が「右の肋骨の下から2番目の部分の、片足ケンケン中にのみ発生する痛みをほぼ完全にに和らげる治療メニュー」をメインに据えるとしましょう。
確かにこれと全く同じ治療メニューを提供する接骨院は他にないと思います。
しかし、この治療メニューを魅力的と感じる人はどれくらいいるでしょうか。
これではあまり効果が望めません。
自分が提供するものが顧客にとって魅力的かどうかを客観的に評価するようにしましょう。
あくまでお客様のニーズや課題にマッチしているかどうかが重要です。
■まとめ
今回は基本競争戦略についてご紹介しました。
マーケティングの戦略についてお困りでしたら実践してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございます。
先生方の鍼灸院経営のヒントに少しでもなれば幸いです。