突然ですが、私たち株式会社メイプル名古屋は、
「お客様のかゆいところにまで手が届く」をモットーに商品のことだけではなく、鍼灸院開業や鍼灸院経営のことなど様々なことについてご相談に乗らせていただいていることはご存知でしょうか。
そんな事から、長い間先生向けの鍼灸院開業や鍼灸院経営のコンテンツを発信し続けています。
少しでも先生の鍼灸院経営、治療院経営のお役に立てたら幸いです。
今回は鍼灸院開業、治療院開業をする際に重要な立地についてお話します。
・開業に必要な4つの立地条件
1、人が多く集まる場所
2、競合が少ない場所
3、アクセスが良く、場所がわかりやすいこと
4、将来的に栄える可能性のある場所
・自分の目で立地調査を!調査する際の4つの注意点!
1、平日、土日、祝日の午前、午後、夕方など曜日や時間帯を変えて調査
2、人口や年齢分布などは一次診療圏だけでなく二次診療圏までの範囲を調査
3、診療圏における競合相手の評判や、患者数を調査
4、車の交通量など道路状況の調査
簡単ではございますが、鍼灸院を開業する際には、開業後、どれだけの患者が来院するかの推計をし、診療所として経営が成り立つのか判断する必要があります。
つまり、開業地の設定は経営の基本となる非常に重要な要素です。
経営の基本となる場所選びはしっかりと知識を入れた上で、現場を見て判断したいですよね。
そして次に、様々な立地の特徴についてお話したいと思います。
・開業地の王道!駅前立地について!
治療院を開業する場所として最もメジャーな立地として駅前が挙げられます。
1日の平均乗降客数が多く、周辺の住民がよく利用する駅であれば集客は非常にしやすいでしょう。
また駅までのメイン道路から治療院や看板が見える場所であれば更に良いです。
ただ、駅前は競合相手がいることが多く、魅力ある治療院を作る必要があります。
・駅前と対照立地!住宅地について!
駅前と対照的に人の流動性が少なく、診療圏が限られている住宅地。
ポイントとしては、駅やバス停に向かう人が多く、流れに沿った場所であるかが重要になります。
また競合相手が少ない、もしくはいないという環境が欠かせないことにも注意してください。
対照的な2つの立地をご紹介しました。
それぞれの立地にメリット、デメリットがあり、一概にはどの場所が良いとは言えませんが、ご自身の作りたい治療院をイメージしてどの立地がベストなのか考えるといいかもしれませんね。
駅前でも、住宅地でも繁盛している治療院は沢山ありますので、患者様のことを考え、自院のUSPを明確に経営していくと良いのではないでしょうか?
実はまだ鍼灸院開業地として候補に挙げることができる場所があります。
・集客性、独占力バツグン!商業施設内!
ショッピングモール内は医療スペースに様々な診療科目を構えるので、患者さんにとっても便利です。
駐車場も広いので、診療圏も広がり集客力としてはかなり高い立地と言えます。
また、競合相手の参入がないため、独占力も高く、安定した経営を行うことができます。
ただ、家賃や管理費が高いので資金調達が重要になってきます。
・集患面での相乗効果大!メディカルモール!
ビルの中に複数の治療院、診察所が集まる形態ということもあり、集患面が非常に高いと言えるでしょう。
また、他の診察所との診診連携の促進という面もメリットとして挙げることが出来ます。
注意点としては、メディカルモール自体の立地条件や他の診療所、治療院の評判が悪いと、集患力が下がる可能性があります。
安定した経営には集客力は非常に重要です。
開業資金の調達が問題ない方は是非参考にしてみてくださいね。
僕の中では商業施設内はかなりお薦めです!
鍼灸経営コラムではメイプル名古屋より
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